SPユニットとクイックシフター

実は、少し前にSPユニットとクイックシフターを導入しました!

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と言っても、純正のSPユニットではなく、Ignitech社のフルプログラマブルイグナイターです。
イギリスのリック・オリバー氏が純正SPユニットを解析して作成したHRCマップと接続アダプターで、純正のイグナイターとポン付け交換でそのまま使えます。

HRCマップとノーマルマップを比べると、3000rpm以上、特4000rpm以上の点火タイミングが全く違います。
回転数のリミットは15200rpmになっています。
実装した感じは、フロントスプロケも変えてしまったのでアレですが、4000rpm以上はレッドに向かってノーマルよりパワーが盛り上がっているように感じます、と言っても公道やトミンではそこまで回せないので、筑波かもてぎを全開で走ってみたいところですね〜。

またホンダ製のSPユニットはスタンドを出したまま走行できてしまいますが、これはそれも任意に切り替えることができます。
主に公道走行でたまにサーキットの自分には、スタンドブロッキングが付いていたほうが安全性にもありがたいので嬉しいですね。

また、このイグナイターの良いところはクイックシフターの機能を内蔵しており、専用のスイッチとロッドでNC35でクラッチレスのアップシフトが出来ます (^o^)

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クイックシフトはアクセルを開けたままアップシフトできるので、サーキットではもちろん速いと思いますが、公道でも速く楽に走行できるのが非常に良いです。

クイックシフト無しでもアクセルオフでクラッチレスでキアチェンジできますが、一度クイックシフトを使ってしまうと、クイックシフトの方が一瞬の減速がないので断然速いですし、疲労も少ないのが良いですね。
公道でもクラッチ操作が約半分に減るのも疲労軽減に役立ちます。

自分のNC35だと、1〜2速でたまにニュートラルに入ってしまう時があるので、1〜2速はクラッチを使い、それ以上はクラッチレスが調子良い感じです。

トミンだとあまり恩恵がわかりませんが、筑波やもてぎ、富士で走ればかなり違うと思うので走ってみたい(^o^)

NC35でトミン3回目

先日(8/4)に3回目のトミンに、今回はこのブログで知り合ったSERAくんと一緒に。

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この暑い中、今回は午後からだったのでさらに暑く、軽く熱中症になったような気がしましたが・・

今回のトミンはフロントスプロケを純正の15Tから14Tに変更して挑戦。一緒に行ったSERAくんは、同じバイクでタイヤとギア比は違うけど29秒台で走るのでアドバイスをもらい、最後の走行でベスト31.588秒が出て、今回は約0.6秒の短縮。
上手い人の動画を見てみると、どうやらストレートのアクセル開度が全然足らないから遅すぎのようなので、次回挑戦!
しかし、楽しいけど難しいですな ( ゚д゚)

前半と後半の動画は別のタイミングです。

NC35のタイヤチョイス

サーキットを走るようになってタイヤを調べ始めたところ、所謂レースタイヤ(ピレリ・スーパーコルサ等)やレーシングストリートタイヤ(ピレリ・ロッソコルサ等)は、NC35標準のフロント120/60-17、リア150/60/17のセットが無いんですね ( ゚д゚)

今後のタイヤ選びはどうすれば良いかと考え、下記の3チョイスを検討。

1. フロント120/70-17にして、150/60-17のままリアの車高を上げる。
2. フロント120/70-17にして、160/60-17を履いて少し車高を上げる。
3. フロント120/70-17はやめて、やはり前後ノーマルと同サイズが良い。

しかし素人なのでわからないですし、自分で試すようなお金も時間もないのでここはプロに聞いてみることにしました!
自己流ほど遠回りなものはないですしね^_^

そこで今回はプロの中でも間違いないであろう、あのRC30のLPL(ラージ・プロジェクト・リーダー)を務めた本多和郎さんに直接聞いてみました^0^

回答は
・フロントの車高だけが10mmも変わってしまうとハンドリングに良くない影響が出る。
・かと言って合わせてリアも上げてしまう(車高を上げる又は160/60-17をはいて+少し車高を上げる)と旋回力は出るがタイヤのジャイロマスが増えたこととトレールが変化したことで進入時の倒しこみが重く(スロー)に成る。
・今のハンドリング特性が気に入っているのであれば、前後ノーマルサイズを探すのがベストで、NC35発売当時のタイヤの性能を考ると、現在発売されているツーリングタイヤでも遙かにグリップ等のすべての性能で優れているので全然OK。
・RC30はリヤが18インチなのでツーリングタイヤを履いているが全く問題なし。
・もし今までのNC35のハンドリングに何か不満があるなら、タイヤ選択と車高調整(=ジオメトリーの見直し)をトライしてみたら良いかも。

との回答を頂けました。

はっきり言って自分の腕では今のタイヤ(メッツラーM5)で全く不満はないですし、次のタイヤはNC35のノーマルサイズで前後揃えられる中では一番性能が高いと思われるメッツラーM7RRが自分には一番良いようです^0^

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その後調べてみると、ピレリのロッソIIIとブリジストンのS21にもサイズがありますね。

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最強の溝付きレーシングタイヤ「DIABLO SUPERCORSA V2」の技術が使われているロッソIIIか、MotoGP技術が使われているS21か、ガイ・マーティンも開発に関わっているマン島TTの公道レース技術が使われているM7RRか、本当に悩みます。