巷ではNC35は規制後だから、いじってもNC30よりパワーが出ないというのが常識かと思っていたのだけど、400greybike.comのスレッドのG-Forceという、アメリカでNC35で450cc SuperBikeクラスでレース活動をしている(していた?)会社の書き込みでに気になることが。
ちなみにこの会社のNC35は、450ccにボアアップ+チューン(Cosworthのピストンにチタンコンロッドとか)+インジェクション化したNC35で後輪出力93.5hp出てるそうですΣ(・□・;)
ー以下要約ー
RVFのエンジンは多くの改良が施されている。チューンするとVFRよりパワーが出る。RVFはVFRより出力を抑えられて出荷されただけだと考えられる。RVFは、排気カム、排気バルブ(違いは定かではないが)、クラッチ、トランスミッション、ジェネレーター、ピストン、イグニッションシステムが変更されている。
RVFはフルエキとキャブセッティング(NC35キャブで)だけで、VFRより5hp高出力にできる。NC30のキャブを使えば7hp高出力にできるだろう。
ただし、NC35キャブの方が低中速は乗りやすい。
– NC30+フルエキ、HRCエアクリボックス+ジェットセッティング、ノーマルエンジン。最高出力〜65hp。
– NC35+フルエキ、HRC SPユニット+HRCジェットキット、ノーマルエンジン。最高出力〜70hp。
– NC30+G-Forceポート研磨、ヘッド面研、エンジンオーバーホール。最高出力〜70hp。
– NC35+G-Forceポート研磨、ヘッド面研、腰下はノーマル(リングやベアリング等は触っていない)、NC30キャブ(エアボックス&フィルター)。最高出力〜74hp。
また、なぜNC35エンジンの方がパワーが出るかというと、
*ジェネレーターが軽い。
*ピストンのスカート部が少なく(フリクション低減)軽い。圧縮比が高い(これは多分間違い)。
*ポートがモディファイされていている(小改良のため、ダイノテストではわからない)。
*排気カムの5度デュレーション。
*CDIがNC30より進化している
*キャブが低中速域でよりレスポンスが優れいている。
だそうです。
別のところの記述で、NC35のエンジンの方が1kg近く軽いとか。
NC35+フルエキ、HRC SPユニット+HRCジェットキット、ノーマルエンジンで気になるのは、SPユニットとジェットキットだけで良いのか、HRCのエアボックスやファンネル、ガソリンコックの改造等も必要なのかが知りたいところです。
エアボックスやファンネル、コックを変えるとなると、街乗りは逆に大変になりそうな気もするので難しいところですね。
ただ、「RVFはフルエキとキャブセッティング(NC35キャブで)だけで」と書いてあるので、やはりそれだけでいけるんでしょうか!?
The RVF engine has lots more refinement. It actually makes more power than a VFR when uncorked. I think the RVF is just more corked than the VFR from the Factory. The RVF has different exhaust cams, exhaust valves (unsure what’s different), different clutch,different transmission, different alternator, different pistons, different ignition system.
All together, the RVF makes about 5hp more than the VFR with a pipe and carb jetting (even with the NC-35 carbs). It probably makes more like 7hp more if you put NC-30 carbs on the NC-35.
– VFR400 with pipe, HRC Box (the derestrictor)and good jetting, no internal engine mods. MAX Power ~65hp.
– RVF400 with pipe, HRC CDI and HRC Jet kit with no internal engine mods. MAX Power ~70hp.
– VFR400 with G-Force porting, milled heads, fresh blueprinted engine. MAX Power ~70hp.
– RVF400 with G-Force porting, milled heads, tired stock bottom-end of engine (never opened up for rings or bearings, etc.), VFR carbs (with airbox and air filter). MAX Power ~74hp.
*The alternator is quite a bit lighter.
*The pistons have less skirt area (reducing friction) and are lighter. The compression ratio has been raised slightly as well.
*The ports have very slight mods to them here and there (tiny refinements that don’t really show up on the flow-bench or dyno)
*The exhaust cam has 5 degrees more duration
*The CDI is far more advanced than the -30
*The carbs provide better response in low/mid-range