NC35とガソリンのオクタン価について


先日のパワーチェックで、とても調子は良いけど全体的に濃い目、満遍なく濃い目は珍しい、と言われたので、キャブセッティングもノーマルのはずだし?と思い、確かにアクセルレスポンスもちょっとカブったような感じもあり、調べてみました。

エアフィルターの汚れは?と聞くと、それなら上の方だけ濃くなるはずだと。思い当たる節としては、普段はセルフスタンドで大体5:5の割合でレギュラーとハイオクを混ぜていたのですが、その時はちょうど有人のGSに入ってしまったのでハイオク満タンにしました。その前もたまたま有人GSに入ってしまいハイオク満タンにしてしまっていたので、当時はほぼ100%ハイオクだったはずです。

ググっていろいろと調べてみたところ、こちらのブログを発見しなるほどと思った次第。
要約すると、「ハイオクの方が、同じ体積では約4%重い。空燃比とは空気とガソリンの重量比であり、同一セッティングであれば、ハイオクの方がレギュラーよりも空燃比が4%濃くなるということ。」だそうです。
そうであれば、もともと濃い目と言われているNC35がハイオク100%だと濃くなるというのは納得いきます。

その後、減るたびにレギュラーを継ぎ足して半分ほどレギューラーにしたところ、ハイオク100%の時の濃い感じは無くなりました。エンジンノイズが若干大きくなるのと吹け上がりが少し重いような気がしなくもないですが、カブった感じは無くなりました。

調べている途中で面白いなと思ったのは、アメリカのG-Force Engine Developmentという会社が、NC35を450ccにボアアップしてレースしていますが、所謂SPユニットを入れているにもかかわらずオクタン価91のガソリンで100hp近く出してると。
ノーマルエンジンにSPユニットでは、オクタン価は97~98以上あった方が良いそうなのでちょっと91で問題ないのが不思議ですが、レッドは14500rpmに抑えているそうなので91で平気なようですね。

結論として、ノーマルエンジン+ノーマルイグナイターならレギュラー100%かハイオクちょっと混ぜてオクタン価91位にするのが良い感じですね。

 

追伸
ノーマルイグナイター+レギュラー100%は確かに調子良いですが、燃費がすこぶる悪くなり16km/Lほどになりましたw
ハイオク半分混ぜていた頃は燃費は大体18km/Lほどでした。

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“NC35とガソリンのオクタン価について” への6件のフィードバック

    • こんな動画あったんですね〜
      ありがとうございます^_^

      これも面白いですよ〜

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